今回の終わりに。
毎日書いてきた報告記は、今日で一先ず終わりとなります。
届けた物資のことは、がんばれ動物クラブの活動日記にも書かれていますので、ご一読頂けたら幸いです。 支援物資の報告記・・・こちら クラブ活動報告記・・・こちら 気が付けば、約1年ぶりに訪れた福島でした。 西川さんに会ったのは、たまたま行ったシェルターで出会い、たった数時間行動を共にしただけでした。 だけど、それまでの彼女の行動(神戸大震災、有珠山噴火の時の活動経験)を知り、 そして、今回の災害での彼女の行動を活動報告などで見て聞いて、 間違いなく信頼が出来る人だと思い、時折支援金や物資で応援をしてきました。 だから、会うのは1年ぶりであっても、たった2回目であっても、数年来の友達のような気がしました。事実、ミーティングでお会いした人たちに「あんなに物資を届けてくれるなんて、 どのくらいのお付き合い?」などと、恋仲みたいに言われましたが(笑)、 二人で口を揃えて「たった1回、しかも数時間会っただけ~!」って答えていました。笑 私が痩せていたので、彼女が一瞬気が付いてくれなかったのにはウケましたが。V(^^)V 質問をされた方には、こうも話しました。 私と西川さんがたった1回しか会っていなくても、この関係を築くことが出来たように、自分のブログだけ(Mi..Fa..Tw.はリンクのみ)で賛同を頂いた人の中には、お会いしたのが1度だけの人や、会ったこともない人も多いことを話しました。そこには何かしらの私への信頼はあって、だからこそきちんとブログで報告記も書きたいと。 西川さんたちのミーティングに参加をさせて頂いて、見聞きしたことを書きます。 福島の20~30km圏内では、場所によって避難指示解除予定もあります。 これからの問題としては、人間が戻ることでそこに現在いる動物たちと起きるトラブルなどが懸念されます。 圏内で捕獲されていない猫が、去勢避妊をされていないことで間違いなく繁殖している状況があります。人間が居ないことで、そこに残された動物たちは、ある意味すくすくと育っている。餌がない大型の家畜たちは民家に入り、家の中を破壊して徘徊する。そこに住みつく動物もいる。 被災者の考え、地元ボランティアの考え、西川さんの考え、そしてそこに関わる人々の考えを元に、それぞれが出来ること出来ないことを、常に考えていかなければならないと。 西川さんが、求めていたものが少しずつですが形になってきています。 それは、地元の団体が主となって活動し、それを後方支援すること。 <福島における動物愛護団体が発足> アニマルライフサポート 活動内容は被災した犬猫を増やさない為の不妊手術。 自宅待機している犬猫と仮設住宅への支援が主です。 HPは・・・こちら (しばらくは、がんばれ動物クラブのブログ内容と一部連動しています) 在住のボランティアさんが団体を立ち上げたことは、後方支援をしてきた者にとっては嬉しいことだと思います。 地元に密着したそういった活動がされていくことが、理想な形だと感じます。 今後は、がんばれ動物クラブや神戸市ARSFとの連携指導も受け、地元の獣医師たちとの連携し活動をされていくようです。 ARSFの活動は・・・こちら マッキー法による不妊手術の技術はすごいです。 去勢手術なら3分と掛からず、数時間で猫を元の生活に戻すことが出来ます。 短時間で出来ると言うことは、そこにかかる経費も少なくて済むと言うことになります。 こんな良い手術法が、日本に浸透していくことを期待します。 今回の物資を届けることへのご賛同と応援をしてくださった方々に、改めて心からお礼申し上げます。皆さんの物資を積んでいたからこそ、無事に行き戻ってくることを心がけ活動することが出来ました。 本当に本当に、有難うございました。
by masamin0811
| 2012-04-27 00:00
| pets
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