暗闇の中の対話
行ってみたかった場所。
そこは、こんな建物の地下にありました。 暗闇の中の対話。 ダイアログ・イン・ザ・ダーク・・・まっくらやみのエンターテイメント。 参加者は、杖以外の何物も持たず、完全に光を遮断した空間の中へ、 最大8人までのグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障がい者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験する。 鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、土の匂い、森の体温。水の質感。 足元の葉と葉のこすれる枯れた音、その葉を踏みつぶす感触。 仲間の声、乾杯のグラスの音。暗闇のあたたかさ。 体験時間は約90分。 アテンドのヒデさん、初めて会った方々と友人の計9人が行動を共にする。 自分が目を開けているのかさえ、分からなくなる暗黒の世界。 常に意識してしまう空間の距離、自分の経験則。 声を出し合う仲間と自分。妙な間合い。鋭くなる聴覚と触覚。 昔味わったような感覚。 見えてくる皆の人物像、そして自分の域。 暗闇の心地よさと、光のわずらわしさ。 体験した感覚を言葉で伝えるのは、とても難しい。 ただ、暗黒の世界に置かれた時、自分はどう感じ、どう反応するのか? 体験する価値はあると思います。 一緒に参加してくれた友人の感想。 「自分の可能性を感じた。 暗闇で怖くて動けなくなくなると思っていたけれど、居心地が良かった。 気がついたら、ものすごい笑っていた。 見えていても、見えていなくても、物がそこに存在すること自体が凄いことだった。」 わずか8名のためだけにあるイベント。 全世界で600万人以上が体験しているという。 あなたも体験してみませんか? ダイアログ・イン・ザ・ダーク・・・HP 過去のTVCM(再生で音声出ます。) 5月6日NHK「おはよう日本」AM7:00~7:45の間の特集コーナーで6~8分ほどTV放送予定。
by masamin0811
| 2010-05-04 00:00
| art&exhibition
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